OpenAIのSoraは、約10ヶ月の時を経て、2024年12月9日に一般公開の開始となりました!
Soraってなに?
Soraは、テキストや画像を高品質な動画に変換することができるAIモデルです。
2024年2月にプレビュー版として初めて公開された際、その卓越した品質で世界中から注目を浴びました。
当初は一部の研究機関や企業に限定して提供されていましたが、10か月間の改良を経て、ついに一般ユーザーにも利用可能となったんです!待ってました!という気持ちですよね。
さて、さっそくXからsoraの実力を見てみましょう。
リアル動画と見分けがつきませんね!
プレビュー版からの大きな進化点は、処理速度の向上です。
「Sora Turbo」と名付けられた新バージョンでは、480pの動画ならおよそ5秒、1080pの動画でも約2分で生成が完了します。
また、ワイドスクリーン、縦型、正方形など多様なフォーマットに対応しており、SNSへの投稿も簡単です。
今日は、「OpenAI Soraはいつから?利用料金と使い方」について解説していきます。
OpenAI Soraはいつから利用できる?
2024年12月9日に公開されたOpenAI。
そう、すでに日本でも使えるようになっています!
気になるのはやはり料金ですよね。
日本での「Sora」利用料金
OpenAI Soraはの料金表がこちら。まだリリースされたばかりなのか、ちょっと高い気もします。
OpenAI Soraは商用利用可能なので、OpenAI Soraをつかってインスタでマネタイズもできます!
プラン | 特徴 | 月額料金 | 動画生成上限 | 最大解像度 |
---|---|---|---|---|
Plus | ・ウォーターマーク付きでのダウンロード ・同時生成数1本 | 20ドル | 月間約50本の動画生成 (1,000クレジット) | 720p |
Pro | ・ウォーターマークなしでのダウンロード ・最大5本まで同時生成可能 | 200ドル | 月間約500本の優先動画生成 (10,000クレジット) + 無制限のリラックスモード生成 | 1080p |
ちなみに同じようなツールでRunwayというものがありますが、比べてみます。
Runwayの月額料金です。1年で契約すると20%オフになります。
「Sora」とRunwayを比べてみると、一番安いプランだとRunwayの15ドル、sora20ドルです。Runwayは私も契約して使っている最中ですがクレジットはすぐなくなりそうなので、もっと高いプランを契約したほうがよさそうです。
Runwayの次は「Sora」の契約をしてみる予定です。
動画の質は完全に「Sora」のほうが上なので、またやってみたら報告したいと思います。
無料で動画を動かす方法もありますが、時間が短かったりするのでマネタイズ用には向きません。
まずはすべて無料でAI画像がAI動画のインスタアカウントを作ってみたい方はこちらがおすすめ。
「Sora」の実力!まじやばい
すでにエックスでは「Sora」を使った動画が数多くアップされています。どれも驚くほど質が高く、AIとは思えません。
「Sora」の驚く機能
「Sora」は、テキストや画像から最大1分間の動画を生成することができるAIです。
今までのAIツールとは違って色んなアレンジができるのもSoraの特徴。
ユーザーが好きなシーンを分離し、差分を生成して尺を伸ばせる「Re-cut」機能や、シーンごとに動画を分割して各シーンを調整できる「Storyboard」機能があります。
さらに、ループ編集が可能な「Loop」機能、2つの動画を結合する「Blend」機能、モノクロ写真風やペーパークラフト風などのスタイルを変更する「Style presets」も利用可能です。
- テキストから動画を生成
- 最大1分間の動画生成
- 「Re-cut」: シーンの分離と差分生成
- 「Storyboard」: シーンごとの分割と調整
- 「Loop」: ループ編集
- 「Blend」: 2つの動画の結合
- 「Style presets」: 動画のスタイル変更
現在、「Sora」はChatGPTの有料プラン、「ChatGPT Plus」(月額20ドル)と「ChatGPT Pro」(月額200ドル)で利用できます。
「ChatGPT Plus」プランでは、最大解像度720pで、5秒の動画を月に50本まで生成可能です。
「ChatGPT Pro」プランでは、最大解像度1080pで、20秒の動画を月に500本生成でき、さらに同時に5本まで生成が可能です。
プラン | 月額料金 | 機能制限 |
---|---|---|
ChatGPT Plus | 月額20ドル | 最大解像度720p、5秒の動画を月に50本生成可能 |
ChatGPT Pro | 月額200ドル | 最大解像度1080p、20秒の動画を月に500本生成可能、同時に5つまで生成可能 |
「Sora Turbo」では、480pの動画なら約5秒で、1080pの動画でも約2分で生成が完了します。
「Sora」の安全性
さて、AIというといつも取沙汰されるのが「安全性」
「Sora」の安全性について気になりますよね。
その点についても、しっかりと対策ができているので、商用利用としても安心して使えるようになっています。
「Sora」で生成された動画はすべて、Soraによって作成されたものであることが識別可能であり、その生成元も確認できます。
OpenAIは、デフォルトで目に見える透かしマークなどの安全策を講じており、これにより動画の出所が明確になります。
また、「Sora」は不正利用を防ぐための仕組みも導入しています。
例えば、児童性的虐待素材や性的ディープフェイクなどの有害コンテンツをブロックする機能があります。
リリース時点では、人物のアップロードが制限されており、ディープフェイク対策を改良・強化しながら、この機能をユーザーに展開する予定です。
さらに、最新情報として、OpenAIは「Sora」の処理速度を大幅に向上させた「Sora Turbo」を発表しました。
「Sora Turbo」では、480pの動画なら約5秒、1080pの動画でも約2分で生成が完了します。かなり時短になります!
動画生成で時間がかかりすぎてイライラしていた人も一つストレスがこの「Sora」で減るようになりました。
またOpenAIの安全対策により、有害なコンテンツがブロックされるため、利用者は安心して「Sora」を使用することができます。
例えば、ディープフェイクのような不正なコンテンツの生成を防ぐことで、オンライン上での情報の信頼性を確保することができます。
「Sora」で商用利用可能なAI動画をつくるには?
「Sora」で商用利用可能なAI動画をつくるには、まず、「Sora」で使用する画像の著作権が自分にあるものでなければなりません。
これは著作権侵害を防ぐためです。
著作権を持っていない画像や他人の画像を無断で使用することは法律で禁止されています。
そのため、商用利用可能な画像を使用することが必要です。
自分で撮った写真しかダメなの?
画像ツールで色んなジャンルの写真をつくれば大丈夫。
そこで、役に立つのが画像生成ツール。
商用利用可能な画像を生成するためには、いくつかのツールを活用することができます。
たとえば、MidJourneyはクリエイティブで高品質な画像を生成するためのツールで、商用利用可能な画像を簡単に作成できます。
Stable Diffusionも高度な画像生成ツールですが、初心者にはやや難しいかもしれません。
そこでおすすめなのがConoha AI Canvasです。Conoha AI Canvasについてはこちらの記事をご覧ください。
Stable Diffusionの代替として、初心者でも簡単に商用利用可能な画像を生成できます。
これからAI画像の技術を習得したいという人は、Conoha AI Canvasを使うといいです。パソコンのスペックも必要がなく、面倒な導入も必要ないからです。
商用利用可能な画像を準備したら、「Sora」を使用してAI動画を作成します。
まず、著作権を持っている画像を「Sora」にアップロードし、動画に挿入したいテキストやメッセージを入力します
次に、「Sora」が自動的に動画を生成します。これで商用利用可能なAI動画を簡単に作成することができます。
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「Sora」で気を付けるべきところ
安全性について大きく強化された「Sora」ですが、依然としていくつかの注意点と課題があります。まずは、著作権に関する詳細を見てみましょう。
著作権に関する注意点
「Sora」では動画を作成するために画像や動画をアップロードできますが、次のような著作物はアップロードできません:
- 自分が著作権を持っていない画像や動画
- 必要な権利を全て取得していないフリー素材
- 本人からの書面での許可を得ていない他人の画像や動画
「Sora」を使うときには、画像生成AIで作成したイラストや自分で撮影した写真・動画を使うと良いでしょう。
人物画像のアップロード制限
「Sora」は安全に使用できるように設計されていますが、ディープフェイクや不適切なコンテンツに悪用されるリスクが存在します。
そのため、リリース後しばらくは人物画像や動画のアップロードが制限されています。
将来的にはディープフェイク対策が進むことで、この制限は緩和される予定です。
複雑な動きの表現
今回リリースされた「Sora」(Sora Turbo)は、プレビュー版よりも大幅に動画生成能力が向上していますが、以下の課題がまだ残っています:
- 物理的な現象の表現が難しい(例:ガラスが割れる様子など)
- 複数の被写体が動くシーンでのエラー(例:動く物体が人や動物に変形してしまう)
今後、利用者からのフィードバックをもとに、これらの問題も解決していく予定です。Soraの成長を期待して見守りましょう。
新たな情報と安全対策
OpenAIは、有害なコンテンツをブロックする安全対策も提供しており、利用者は安心して「Sora」を使用することができます。
例えば、ディープフェイクのような不正なコンテンツの生成を防ぎ、オンライン上の情報の信頼性を確保することができます。
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まとめ
「Sora」をつかったインスタグラムが爆発的に伸びているのでマネタイズには欠かせない動画生成AIツール「Sora」。
まだ敷居が高いと人は画像生成から初めて見るのがおススメ。画像生成ができたら、次に画像を動画にしていくというふうに少しずつ学んでいってください。
初心者でも3か月毎日動画生成をしていれば、ある程度自分の思った通りの画像を作ることも可能です。